Sustainability サステナビリティビジョン

サステナビリティとは

「サステナビリティ(持続可能性)の定義は、「将来世代のニーズを満たす力を損なうことなく、現在世代のニーズを満たすこと。」と一般に言われ、英・サステナビリティ社・ジョン・エルキントン氏は、 「持続可能な経営とは、環境的側面、社会的側面、経済的側面の3つの側面(トリプルボトムライン)がバランスした経営である」と提唱しています。

サステナブル・ディベロップメント(持続可能な開発)が求められるようになった背景には、大量生産・大量消費・大量廃棄型社会による公害問題・環境問題への直面や、社会問題に対する認識の高まり等から、環境との共生、企業の社会的責任等が次第に求められるようになってきたことにあります。
主に次のような国際会議等を経て、「サステナビリティ」は共通の課題として取組まれてきました。

1972年

「国連人間環境会議」でローマクラブ(国際的民間組織)が「成長の限界」を発表

“人口増加、資源の消費、環境悪化が現在のまま続くと、100年以内に成長は限界に達する”と示したことがサステナビリティの考え方の原点と言われています。

1984年

国連に「環境と開発に関する世界委員会」の設置

環境問題と人口・開発規模の増大を背景に、日本が提唱し、委員会が国連に設置されました。

1987年

「環境と開発に関する世界委員会」で「サステナブル・ディベロップメント」の概念の登場

「環境と開発に関する世界委員会」は、報告書「Our Common Future」(我ら共有の未来)を公表し、その中心的な考え方として「サステナブル・ディベロップメント」の概念を取り上げました。その定義は、「将来の世代が自らの要求を充足する能力を損なうことなく、今日の世代の要求を満たすことである」とされています。

1992年

「環境と開発に関する国連会議(地球サミット)」の開催

地球環境問題が極めて深刻化し、世界的規模での早急な対策の必要性から、首脳レベルの会議が開催されました。その中で、環境分野での国際的な取組みに関する行動計画である「アジェンダ21」が採択されました。 また、この会議において、「サステナビリティ」の定義が認知されるようになりました。

2002年

持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグサミット)の開催

持続可能な開発を実現するための実施手段等、各国の指針となる「ヨハネスブルグ実施計画」が採択されました。

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